中国語は時系列に忠実!?
日本語や英語との大きな違いといえば、これも代表的な例!
中国語は時系列に忠実な言語、なんです。
例えば英語は通常、
英語の場合…
David / went to New York / from Boston / by train / to see his sister.
デイビットはニューヨークに行った。ボストンから電車を使って。彼の姉に会うために。
→結論ファースト。
中国語は、
中国語の場合…
David / by train / from Boston / went to New York / to see his sister.
デイビットは電車に乗り、ボストンからニューヨークに向かった。そして彼の姉に会った。
→時系列に忠実!
中国語は、誰が、どれに乗って、どこから、どこに向かって、最後になにをしたか、
と言うふうに話すんです。
つまり、事が起こった順番(行動した時間のとおり)に並べるということ。
ちなみに日本語はというと?
日本語の場合…
David / to see his sister / from Boston / by train / went to New York.
デイビットは彼の姉に会うために、ボストンから電車に乗り、ニューヨークに行った。
→結論が文末に来る。
んなんだかぐちゃぐちゃ・・・笑
結論を先延ばしにする性格が出ちゃってるのかしら?(^^;;
私は英語の結論ファーストが効率よくて好きです!
あなたは、どの言語が好きですか??
説明する言葉(=修飾語)が、説明される言葉(=被修飾語)の前に来る!?
日本語は修飾語を名詞の前にもつけられるし、後にもつけられるけど、
中国語は説明する言葉(=修飾語)が、説明される言葉(=被修飾語/名詞)の前に来ます。
日本語では、
・花が美しい
・美しい花
どちらも意味は通じますが、
中国語は、基本的に名詞の前で説明します。
・他的朋友(彼のともだち)
・漂亮的花(きれいな花)
これも知っておくと便利!
中国語は動詞と形容詞の区別が曖昧!?
中国語は動詞と形容詞の区別がはっきりしていないと言う特徴があります。
例えば、
今日は忙しい。
我今天很忙。
の「很」は「とても〜」という意味の形容詞でありながら、是(は〜です)の動詞の役割も担っています。
つまり、
我今天是忙。を、
我今天很忙。というわけですね。
日本人の感覚では、「〜は〜です」の意味である「是」をつけたくなりますが、
ここでは[我今天很忙。]が正解。
こんなふうに覚えれば分かりやすいかも!?
・形容詞をつかった述語文…是は省略!
・名詞や代名詞を説明するとき…是を入れる!
〜例文を紹介します〜
形容詞をつかった述語文
・我很忙(私は忙しい)
・這本書很貴(この本は高い)→形容詞述語文なので是は省略。
名詞や代名詞を説明するとき
・我是老師
・他是日本人→名詞や代名詞を説明しているので是を入れる。
あくまでもこれは基本的な文の話で、状況やニュアンスによっては当てはまらないこともあります。
ただ、中国語はこのように動詞と形容詞の区別がはっきりしていない言語なので、文法的というよりも意味的に理解しよう、と意識づけておくといいでしょう。
さて、ここまで準備ができたら
日記Day1に進んでみましょう!
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